運転代行事業が現在抱えている問題として、違法行為の廃絶があります。
運転代行事業の形態がタクシーと似通った面があるために、タクシーと同等のサービスの提供が問題となっております。
適正な運転代行とは、下の図の駐車場(B)から、自宅(C)までを、お客さんがお客さん自身の自家用車に乗って移動するサービス形態です。
違法行為には次のようなものがあります。
「AB間輸送」とは、お客様が自家用車を駐車場などに止めている場合、駐車場とは別の場所(A)から運転代行を依頼し、自家用車のある駐車場(B)までの比較的短い距離を運転代行会社の車に乗って移動する行為をいいます。これは「タクシー類似行為」として取り締まりの対象です。
白タク行為とは、運転代行に限らず、自家用自動車を用いて無資格で営業(金品を受け取って人を輸送する)していることです。